横須賀美術館にて『若林 奮』のValleysを歩く。 [カルチャー]
馴染みの映画館があるように、
馴染みの美術館というのも、ある。
世田谷、平塚、府中、そして今回の横須賀美術館。
馴染みというか、立ち寄るというか、ドライブついでに、とか、
セットで、もう一ヶ所立ち寄るスポットがあったりとか、
その日の予定になかったけど「寄ってこか」と足を向ける場所。
横須賀とセットなら、神話の舞台のような神社が二ヶ所、
関東大震災で海に崩れ落ちたままの、
観音崎灯台(初代だったか二代目だったか)の残骸を見るとか、
走水にあるヴェルニーの水道事業記念公園で水を汲むとか。
それから、横須賀美術館内の丸窓から、
東京湾と、その向こう岸の千葉県を眺め、
「有事の際は、逃げるなら横浜・東京より、千葉だな」と認識するとか。
さて、今回は『没後20周年 若林奮(いさむ、と読む)』。
って誰? なのだが、最近では、もっぱら知らない人の作品を。
この方も、もちろん知らなくて、
ここ横須賀美術館の敷地内に設置された屋外彫刻『Valleys』の作者。
後で観に行こう、と、まずは館内に展示された、作品にまつわる
着想とかをスケッチしながら構想を練る、ためのドローイングを見る。
この量が、まぁ、まぁ、まぁ膨大で、
幻想のような空想のような、思いつきを線にしただけのや、
設計図のようなのや、風景みたいなのや、いろいろ。
アーティストは(というか、この方は)このようにして作品にしてゆくのかと、
一枚一枚のドローイングからというより、そのしつこいくらいの量から知る。
実際に、その後で美術館の庭に出て、作品を見た。
V字型の通路、谷間『Valleys』。
あの、しつこいくらいの量のドローイングを見てればこその作品。
谷間を歩き、戻り、また歩いた。
馴染みの美術館というのも、ある。
世田谷、平塚、府中、そして今回の横須賀美術館。
馴染みというか、立ち寄るというか、ドライブついでに、とか、
セットで、もう一ヶ所立ち寄るスポットがあったりとか、
その日の予定になかったけど「寄ってこか」と足を向ける場所。
横須賀とセットなら、神話の舞台のような神社が二ヶ所、
関東大震災で海に崩れ落ちたままの、
観音崎灯台(初代だったか二代目だったか)の残骸を見るとか、
走水にあるヴェルニーの水道事業記念公園で水を汲むとか。
それから、横須賀美術館内の丸窓から、
東京湾と、その向こう岸の千葉県を眺め、
「有事の際は、逃げるなら横浜・東京より、千葉だな」と認識するとか。
さて、今回は『没後20周年 若林奮(いさむ、と読む)』。
って誰? なのだが、最近では、もっぱら知らない人の作品を。
この方も、もちろん知らなくて、
ここ横須賀美術館の敷地内に設置された屋外彫刻『Valleys』の作者。
後で観に行こう、と、まずは館内に展示された、作品にまつわる
着想とかをスケッチしながら構想を練る、ためのドローイングを見る。
この量が、まぁ、まぁ、まぁ膨大で、
幻想のような空想のような、思いつきを線にしただけのや、
設計図のようなのや、風景みたいなのや、いろいろ。
アーティストは(というか、この方は)このようにして作品にしてゆくのかと、
一枚一枚のドローイングからというより、そのしつこいくらいの量から知る。
実際に、その後で美術館の庭に出て、作品を見た。
V字型の通路、谷間『Valleys』。
あの、しつこいくらいの量のドローイングを見てればこその作品。
谷間を歩き、戻り、また歩いた。
2023-10-17 10:40
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0