横須賀美術館にて『若林 奮』のValleysを歩く。 [カルチャー]
馴染みの映画館があるように、
馴染みの美術館というのも、ある。
世田谷、平塚、府中、そして今回の横須賀美術館。
馴染みというか、立ち寄るというか、ドライブついでに、とか、
セットで、もう一ヶ所立ち寄るスポットがあったりとか、
その日の予定になかったけど「寄ってこか」と足を向ける場所。
横須賀とセットなら、神話の舞台のような神社が二ヶ所、
関東大震災で海に崩れ落ちたままの、
観音崎灯台(初代だったか二代目だったか)の残骸を見るとか、
走水にあるヴェルニーの水道事業記念公園で水を汲むとか。
それから、横須賀美術館内の丸窓から、
東京湾と、その向こう岸の千葉県を眺め、
「有事の際は、逃げるなら横浜・東京より、千葉だな」と認識するとか。
さて、今回は『没後20周年 若林奮(いさむ、と読む)』。
って誰? なのだが、最近では、もっぱら知らない人の作品を。
この方も、もちろん知らなくて、
ここ横須賀美術館の敷地内に設置された屋外彫刻『Valleys』の作者。
後で観に行こう、と、まずは館内に展示された、作品にまつわる
着想とかをスケッチしながら構想を練る、ためのドローイングを見る。
この量が、まぁ、まぁ、まぁ膨大で、
幻想のような空想のような、思いつきを線にしただけのや、
設計図のようなのや、風景みたいなのや、いろいろ。
アーティストは(というか、この方は)このようにして作品にしてゆくのかと、
一枚一枚のドローイングからというより、そのしつこいくらいの量から知る。
実際に、その後で美術館の庭に出て、作品を見た。
V字型の通路、谷間『Valleys』。
あの、しつこいくらいの量のドローイングを見てればこその作品。
谷間を歩き、戻り、また歩いた。
馴染みの美術館というのも、ある。
世田谷、平塚、府中、そして今回の横須賀美術館。
馴染みというか、立ち寄るというか、ドライブついでに、とか、
セットで、もう一ヶ所立ち寄るスポットがあったりとか、
その日の予定になかったけど「寄ってこか」と足を向ける場所。
横須賀とセットなら、神話の舞台のような神社が二ヶ所、
関東大震災で海に崩れ落ちたままの、
観音崎灯台(初代だったか二代目だったか)の残骸を見るとか、
走水にあるヴェルニーの水道事業記念公園で水を汲むとか。
それから、横須賀美術館内の丸窓から、
東京湾と、その向こう岸の千葉県を眺め、
「有事の際は、逃げるなら横浜・東京より、千葉だな」と認識するとか。
さて、今回は『没後20周年 若林奮(いさむ、と読む)』。
って誰? なのだが、最近では、もっぱら知らない人の作品を。
この方も、もちろん知らなくて、
ここ横須賀美術館の敷地内に設置された屋外彫刻『Valleys』の作者。
後で観に行こう、と、まずは館内に展示された、作品にまつわる
着想とかをスケッチしながら構想を練る、ためのドローイングを見る。
この量が、まぁ、まぁ、まぁ膨大で、
幻想のような空想のような、思いつきを線にしただけのや、
設計図のようなのや、風景みたいなのや、いろいろ。
アーティストは(というか、この方は)このようにして作品にしてゆくのかと、
一枚一枚のドローイングからというより、そのしつこいくらいの量から知る。
実際に、その後で美術館の庭に出て、作品を見た。
V字型の通路、谷間『Valleys』。
あの、しつこいくらいの量のドローイングを見てればこその作品。
谷間を歩き、戻り、また歩いた。
世田谷線で。 [カルチャー]
映画鑑賞といえば最近は、もっぱら早稲田松竹なのだが。
今回は、ロードショー上映で見逃し、
早稲田松竹へ降りてくるのを待ちに待ってる『遺灰は語る』、
待ちきれず、下高井戸シネマで見ることに。
久しぶりの世田谷線だ。
コトコトのんびり、小学生男子の立ちこぎ自転車なら、たぶん追い越されるスピード。
窓からの住宅地や、踏切を渡る自転車や、
車内の「専門学校生徒」に見える(何故だろう)年代の人たちを、じっくり観察。
下高井戸は終点だし、そうだ、このスピード感で、のんびり見てられるんだ。
駅から下高井戸シネマまで行き(すぐ)、
整理番号付きチケットをもらう。
上映まで1時間、商店街の2階の喫茶店コロラドで、
厚切りのシナモン・トーストとコーヒーのセットを注文。
店内には遅い朝食の男性、新聞読みながらコーヒーの男性、
営業マンらしき若い男性、男性ばっか。
今は遅めの午前中、男性(が来店する)時間帯なのか?
女性時間帯、学生時間帯ってのが、あるんだろうか?
なんてことを考えてたら、そろそろ上映時間。
慌ててトーストを食べ終える。
映画は面白かった。
見てる最中に、もう「面白いな〜」と思った。
世田谷線に乗ってきたからかもしれない、ふと思った。
今回は、ロードショー上映で見逃し、
早稲田松竹へ降りてくるのを待ちに待ってる『遺灰は語る』、
待ちきれず、下高井戸シネマで見ることに。
久しぶりの世田谷線だ。
コトコトのんびり、小学生男子の立ちこぎ自転車なら、たぶん追い越されるスピード。
窓からの住宅地や、踏切を渡る自転車や、
車内の「専門学校生徒」に見える(何故だろう)年代の人たちを、じっくり観察。
下高井戸は終点だし、そうだ、このスピード感で、のんびり見てられるんだ。
駅から下高井戸シネマまで行き(すぐ)、
整理番号付きチケットをもらう。
上映まで1時間、商店街の2階の喫茶店コロラドで、
厚切りのシナモン・トーストとコーヒーのセットを注文。
店内には遅い朝食の男性、新聞読みながらコーヒーの男性、
営業マンらしき若い男性、男性ばっか。
今は遅めの午前中、男性(が来店する)時間帯なのか?
女性時間帯、学生時間帯ってのが、あるんだろうか?
なんてことを考えてたら、そろそろ上映時間。
慌ててトーストを食べ終える。
映画は面白かった。
見てる最中に、もう「面白いな〜」と思った。
世田谷線に乗ってきたからかもしれない、ふと思った。
安西水丸さんの東京ハイキング [カルチャー]
蒸し暑い。
湿度が高い。
汗だくだくになって、
1キロ先のコンビニまで、通販で注文した安西水丸さんの本を受け取りに行く。
サングラスなしで、日傘で行く。
サングラスすら暑苦しいような日なのだ。
自宅マンションから、見た目には平坦な一本道だけど、
息切れ具合で、わかる。
実は、微妙〜〜〜〜な、ゆるい、行きは上り、帰りは下りの傾斜あり。
ところで。
本は買うより図書館を利用することが多い。
よほど思い入れのある本以外、
再読ということを、あまりしないので、
図書館で借りて、一度読めば満足する、大抵は。
でも、たまに、今回のように、
タイトルだけで「これは手元に置きたい!」とか、
図書館で順番待ちしてられない「すぐ読みたい!」本もあるのだ。
安西水丸『東京ハイキング』
どうですか、無視できないタイトルでしょう?
湿度が高い。
汗だくだくになって、
1キロ先のコンビニまで、通販で注文した安西水丸さんの本を受け取りに行く。
サングラスなしで、日傘で行く。
サングラスすら暑苦しいような日なのだ。
自宅マンションから、見た目には平坦な一本道だけど、
息切れ具合で、わかる。
実は、微妙〜〜〜〜な、ゆるい、行きは上り、帰りは下りの傾斜あり。
ところで。
本は買うより図書館を利用することが多い。
よほど思い入れのある本以外、
再読ということを、あまりしないので、
図書館で借りて、一度読めば満足する、大抵は。
でも、たまに、今回のように、
タイトルだけで「これは手元に置きたい!」とか、
図書館で順番待ちしてられない「すぐ読みたい!」本もあるのだ。
安西水丸『東京ハイキング』
どうですか、無視できないタイトルでしょう?
ケリがついた [カルチャー]
益田ミリ著『上京十年』というエッセイを読む。
世に名前が出てから10年間の、
楽しかったこと、失敗したことなどの話が軽やかに。
彼女と同世代の、世に出て10年目の人や、
これからの10年に向かう学生さんとかに、
「ああ、この人も同じような失敗したんだな」
「自分も、頑張ろう」って、
励ましや癒しになるんだろうな、と思いながら読んでると。
『イッケン』というタイトル。
引っ越しのため、近所のカーペット店に行った時のこと。
店のおじさんの「一間」の連発に「どれくらいのサイズ」か聞いたところ、
中学校で勉強してこなかった証拠、と言われた。
おじさんには、キツめの冗談のつもりでも、
彼女には、グサリときた。
体が熱くなり、涙すら滲んで、トボトボと店を後にしながら、
「傷つかない頑丈な人よりも、ちゃんと傷つく自分の方が正しい」
自分に言い聞かせ、気持ちを落ち着かせた、という話。
あ、と、大袈裟だけど、
小さな雷(?)が落ちたよー、目の前に。
似たような経験がある。
学生の頃、初めての骨董屋さんで、
いいな、こういうの、持ち歩くとカッコいいな、
とドキドキしながら、店に入り、
時代物の小さなトランクの鍵の開け方を、
店のおじさんに質問した時の、おじさんの対応。
「そんなことも知らない人に、買ってもらわなくていい」
その時のモヤモヤが、ずっとあった。
けど、時空を飛び、学生だった頃の自分の、あの時の感情に、
今、ケリがついたのだ。
『彼女と同世代の、世に出て10年目の人や、
これからの10年に向かう学生さんとかに』
感謝です。
世に名前が出てから10年間の、
楽しかったこと、失敗したことなどの話が軽やかに。
彼女と同世代の、世に出て10年目の人や、
これからの10年に向かう学生さんとかに、
「ああ、この人も同じような失敗したんだな」
「自分も、頑張ろう」って、
励ましや癒しになるんだろうな、と思いながら読んでると。
『イッケン』というタイトル。
引っ越しのため、近所のカーペット店に行った時のこと。
店のおじさんの「一間」の連発に「どれくらいのサイズ」か聞いたところ、
中学校で勉強してこなかった証拠、と言われた。
おじさんには、キツめの冗談のつもりでも、
彼女には、グサリときた。
体が熱くなり、涙すら滲んで、トボトボと店を後にしながら、
「傷つかない頑丈な人よりも、ちゃんと傷つく自分の方が正しい」
自分に言い聞かせ、気持ちを落ち着かせた、という話。
あ、と、大袈裟だけど、
小さな雷(?)が落ちたよー、目の前に。
似たような経験がある。
学生の頃、初めての骨董屋さんで、
いいな、こういうの、持ち歩くとカッコいいな、
とドキドキしながら、店に入り、
時代物の小さなトランクの鍵の開け方を、
店のおじさんに質問した時の、おじさんの対応。
「そんなことも知らない人に、買ってもらわなくていい」
その時のモヤモヤが、ずっとあった。
けど、時空を飛び、学生だった頃の自分の、あの時の感情に、
今、ケリがついたのだ。
『彼女と同世代の、世に出て10年目の人や、
これからの10年に向かう学生さんとかに』
感謝です。
展覧会 [カルチャー]
展覧会、しかも、全くジャンル違いの、ふたつ行く。
合田佐和子さんのは、
いやもう、これで見納めだとしても心残りない、くらいの点数と内容。
正直、一作一作パワーあり過ぎて、向かい合うエネルギーの消費量よ。
一方、土方重巳さんの。
色々と知らなかったこと、多々。
思うに、自分お子供時代の幸せなこと、
この大人たちの、力と工夫と情熱とに、支えられてたんだなぁと、
つくづく感じ入る。
合田佐和子さんのは、
いやもう、これで見納めだとしても心残りない、くらいの点数と内容。
正直、一作一作パワーあり過ぎて、向かい合うエネルギーの消費量よ。
一方、土方重巳さんの。
色々と知らなかったこと、多々。
思うに、自分お子供時代の幸せなこと、
この大人たちの、力と工夫と情熱とに、支えられてたんだなぁと、
つくづく感じ入る。
強引な、読書 [カルチャー]
図書館で見つけた『シンメトリーの地図帳』マーカス・デュ・ソートイ著。
に、夢中。
内容は数学。難しい。
難しいけど面白いのは、屁理屈になるけど、
「数学は難しい〜」と知ることが面白いし、
この本に出てくる歴史上の数学者や、
今現在進行形で『モンスター』を解こうと挑んでいる数学者たちにとっても、
「数学は難しい〜」のだなぁ、と知ることも面白い。
そして何より、このオクスフォード大学教授その人が面白い。
各国数学者の研究集会が日本の沖縄で開催された折、
泡盛の工場見学を観光案内され、
配られたお土産の小瓶の度数が素数か否か、のくだりとか。
あまりに面白いので、
じっくり読むため、図書館で借りずに買おうと思うのだが、
なんで!? 絶版なのだ、ハードカバーのも文庫本も。
文庫版までが絶版で、どういうこと? と、怒りすら。
仕方なく、図書館のを何度も何度も借りては読み進めている。
いかんせんページ数がハンパなく500ページくらいある。
あと何回、図書館に通うのか、とほほ。
に、夢中。
内容は数学。難しい。
難しいけど面白いのは、屁理屈になるけど、
「数学は難しい〜」と知ることが面白いし、
この本に出てくる歴史上の数学者や、
今現在進行形で『モンスター』を解こうと挑んでいる数学者たちにとっても、
「数学は難しい〜」のだなぁ、と知ることも面白い。
そして何より、このオクスフォード大学教授その人が面白い。
各国数学者の研究集会が日本の沖縄で開催された折、
泡盛の工場見学を観光案内され、
配られたお土産の小瓶の度数が素数か否か、のくだりとか。
あまりに面白いので、
じっくり読むため、図書館で借りずに買おうと思うのだが、
なんで!? 絶版なのだ、ハードカバーのも文庫本も。
文庫版までが絶版で、どういうこと? と、怒りすら。
仕方なく、図書館のを何度も何度も借りては読み進めている。
いかんせんページ数がハンパなく500ページくらいある。
あと何回、図書館に通うのか、とほほ。
ドラマ『ファーストペンギン』の [カルチャー]
何年か前、千葉県の御宿方面へ行き、
さらに峠道を越え、浜へ出たとこが、ここ。
ただ、うろうろしてて、たどり着いた。
ちっこい港で、なんか、秘密の場所(って訳でもないんだろうけど)、
勝手に「自分だけが知っている」気分になったもんだ。
ドラマ『ファーストペンギン』見てて、
あれ、ここ、どこかで、いつか、えーと、知ってるよね?
とピンときたのが、この赤い神社。
渋い建物も、当時は廃屋? と、失礼ながら思ったけど(笑
しっかりドラマでは、さんしの事務所。
だよね? だよね? と堤真一が熱演してる、周辺の景色の方も気になる!
ドラマの方の展開は、これからどうなるか。
実話なので、悪いようにはしないだろうと、
安心して見てたのに、やっぱりハラハラ。
悪い奴らが、どんどんバージョンアップしてきて、
今や梅沢富美男なんて可愛いもん。
さらに峠道を越え、浜へ出たとこが、ここ。
ただ、うろうろしてて、たどり着いた。
ちっこい港で、なんか、秘密の場所(って訳でもないんだろうけど)、
勝手に「自分だけが知っている」気分になったもんだ。
ドラマ『ファーストペンギン』見てて、
あれ、ここ、どこかで、いつか、えーと、知ってるよね?
とピンときたのが、この赤い神社。
渋い建物も、当時は廃屋? と、失礼ながら思ったけど(笑
しっかりドラマでは、さんしの事務所。
だよね? だよね? と堤真一が熱演してる、周辺の景色の方も気になる!
ドラマの方の展開は、これからどうなるか。
実話なので、悪いようにはしないだろうと、
安心して見てたのに、やっぱりハラハラ。
悪い奴らが、どんどんバージョンアップしてきて、
今や梅沢富美男なんて可愛いもん。
ドラマに落っこちる・22夏ドラマ(2) [カルチャー]
ああー、振り返れば夏ドラマ、
なんとも盛りだくさん、お気に入りをいっぱい見れたし、
楽しく、贅沢なクールでありました。
『新・信長公記』
面白かった。
こんだけの面子を揃えられると、観るでしょ、やっぱ。
主役の信長(永瀬)
「うつけが」って言ってるだけの静キャラ、後々に期待を持たせる。
ほとんどのセリフと出番は、家康(小澤)
暑苦しいくらい、よく頑張りました。
他にも、
ひとり目立つ伊達(三浦)は、ジャンヌダルクと戦う権利(笑)
上杉(犬飼)と武田(満島)の好敵手ぶり熱く、
存在感の黒田(濵田)、ベレー帽の斜めかぶり、渋い!
裏をかきまくって、なんでも有りの旗印戦に飽きた頃、
ペリー来襲はタイミング良し。ロケ地も良し。
最終回の信長の目の下クマと、
理事長(柄本明)のデスノートみたいなメイクは、いらんかった。
史実エピソード有り、史実通りと思いきや、別展開も有り、ドラマですから!
でも一番おかしかったのが「18歳まで生きられん!」
出演者全員18歳以上では(笑)、なんてドラマだった。
『初恋の悪魔』
いつも思うけど、
「さー、なんでも、きてよぉ〜」ってワクワク感。
しかしまぁ、お話に集中してないと、
構成もセリフも、後で、どこに繋がってくのかの緊張はある。
事件ものだが、犯人探しでなく真相探し。
犯罪だけでなく、人間関係、恋人関係も含め、全部。
ナポリタンで赤くなった互いの口元を笑い、
互いに紙ナプキンを渡す、それだけで、
なんだか、いろいろ解決させる。
切なくもあり、あー、観て良かったの瞬間だ。
登場人物の名前、最後まで全員は覚えられなかった。
小鳥さんだけ、すぐ覚えたよ。
『僕の姉ちゃん』
冬服は重かった。
夏服になって、可愛らしくなった。
黒木華の、少しまぁるい体型が魅力的。
ハンバートハンバートの主題歌や、お人形がラーメン食べてる可笑しさや、
もう、自然に力が抜け、フラフラと招き入れられる冒頭。
小津映画っぽいBGM然り、
なんらかのブランドっぽい贅沢でおしゃれな世界なんだけど、
姉と弟の食生活は貧しい(笑)。
毎回、弟と一緒に自分も「へー、そんなもんかぁ」と姉の話を聞く。
いつまでも観てられる、サザエさん化しても。
なんとも盛りだくさん、お気に入りをいっぱい見れたし、
楽しく、贅沢なクールでありました。
『新・信長公記』
面白かった。
こんだけの面子を揃えられると、観るでしょ、やっぱ。
主役の信長(永瀬)
「うつけが」って言ってるだけの静キャラ、後々に期待を持たせる。
ほとんどのセリフと出番は、家康(小澤)
暑苦しいくらい、よく頑張りました。
他にも、
ひとり目立つ伊達(三浦)は、ジャンヌダルクと戦う権利(笑)
上杉(犬飼)と武田(満島)の好敵手ぶり熱く、
存在感の黒田(濵田)、ベレー帽の斜めかぶり、渋い!
裏をかきまくって、なんでも有りの旗印戦に飽きた頃、
ペリー来襲はタイミング良し。ロケ地も良し。
最終回の信長の目の下クマと、
理事長(柄本明)のデスノートみたいなメイクは、いらんかった。
史実エピソード有り、史実通りと思いきや、別展開も有り、ドラマですから!
でも一番おかしかったのが「18歳まで生きられん!」
出演者全員18歳以上では(笑)、なんてドラマだった。
『初恋の悪魔』
いつも思うけど、
「さー、なんでも、きてよぉ〜」ってワクワク感。
しかしまぁ、お話に集中してないと、
構成もセリフも、後で、どこに繋がってくのかの緊張はある。
事件ものだが、犯人探しでなく真相探し。
犯罪だけでなく、人間関係、恋人関係も含め、全部。
ナポリタンで赤くなった互いの口元を笑い、
互いに紙ナプキンを渡す、それだけで、
なんだか、いろいろ解決させる。
切なくもあり、あー、観て良かったの瞬間だ。
登場人物の名前、最後まで全員は覚えられなかった。
小鳥さんだけ、すぐ覚えたよ。
『僕の姉ちゃん』
冬服は重かった。
夏服になって、可愛らしくなった。
黒木華の、少しまぁるい体型が魅力的。
ハンバートハンバートの主題歌や、お人形がラーメン食べてる可笑しさや、
もう、自然に力が抜け、フラフラと招き入れられる冒頭。
小津映画っぽいBGM然り、
なんらかのブランドっぽい贅沢でおしゃれな世界なんだけど、
姉と弟の食生活は貧しい(笑)。
毎回、弟と一緒に自分も「へー、そんなもんかぁ」と姉の話を聞く。
いつまでも観てられる、サザエさん化しても。
ドラマに落っこちる・22夏ドラマ(1) [カルチャー]
あーーーー、暑くてしつこい夏だったなぁ、
何月から何月までが夏でした?
『競争の番人』
で、この暑い夏に、冬服姿はキツい。
のも理由のひとつで、
最初は、案件が地味だわ、話は難しいわで全然ノレず。
ところが終盤、どんどん面白くなってきて、
「え? 最終回じゃなかったの?」
うまく締めたと思いきや、最終回は、まだあった。
いい意味ダメ押し(?)、ワハハと笑い、ホントに終わった。
どーして、このリズムでスタートせなんだのか?
『量産型リコ』
オフィスドラマは好き! 前クールの『メンタル強めの〜』も。
やる気ない、というか、
何をしていいかわからないイベント会社員リコ(可愛い!)が、
仕事帰りのプラモ作りで覚醒。
プラモの世界は広くて深かった、と視聴者(自分だ)は驚く。
プラモ作りで、同僚もそれぞれのエピソードと共に次々と覚醒。
奥が畳敷きの小さな模型屋、まるで童話のよう、
プラモはロマンチックだぁ〜と、すっかりオタク。
『石子と羽男』
弁護士の仕事は困ってる人に傘を差しかける、ようなこと。
オープニングでロックなBGMに、石子と羽男が、パーっと傘。
バイト君の傘で、石子の気持ちがほぐれる。
最後の試験、横断歩道への傘。
もう、なんもかも手慣れてる。
最終回の、サブタイトル回収には、ムムム〜唸るしかない。
『魔法のリノベ』
めちゃめちゃ手間かかってる大道具、小道具、CG班の仕事ぶりよ!
クセある演出、変なカメラワーク、アドリブやったらやり返せ!
なので、山のシーンはホッとする、多分スタッフも(笑
けど、終わってしまうと、
あの工務店の仕事ぶりや面々が思い浮かぶ。
「また会いたいよー」と寂しさも。
ドラマに恋わずらいしてるみたいだ。
ところで、この『〜リノベ』で3クール連続の間宮祥太朗。
『拾われた男』『初恋の悪魔』の仲野太賀。
かつて太賀が語った
「祥太朗は祥太朗の山を登れ。
俺は俺の山を登る。
そして、登ったとこからの眺めを報告し合おう」言葉通り、
ふたりとも、おお、登ってきたよなぁー
何月から何月までが夏でした?
『競争の番人』
で、この暑い夏に、冬服姿はキツい。
のも理由のひとつで、
最初は、案件が地味だわ、話は難しいわで全然ノレず。
ところが終盤、どんどん面白くなってきて、
「え? 最終回じゃなかったの?」
うまく締めたと思いきや、最終回は、まだあった。
いい意味ダメ押し(?)、ワハハと笑い、ホントに終わった。
どーして、このリズムでスタートせなんだのか?
『量産型リコ』
オフィスドラマは好き! 前クールの『メンタル強めの〜』も。
やる気ない、というか、
何をしていいかわからないイベント会社員リコ(可愛い!)が、
仕事帰りのプラモ作りで覚醒。
プラモの世界は広くて深かった、と視聴者(自分だ)は驚く。
プラモ作りで、同僚もそれぞれのエピソードと共に次々と覚醒。
奥が畳敷きの小さな模型屋、まるで童話のよう、
プラモはロマンチックだぁ〜と、すっかりオタク。
『石子と羽男』
弁護士の仕事は困ってる人に傘を差しかける、ようなこと。
オープニングでロックなBGMに、石子と羽男が、パーっと傘。
バイト君の傘で、石子の気持ちがほぐれる。
最後の試験、横断歩道への傘。
もう、なんもかも手慣れてる。
最終回の、サブタイトル回収には、ムムム〜唸るしかない。
『魔法のリノベ』
めちゃめちゃ手間かかってる大道具、小道具、CG班の仕事ぶりよ!
クセある演出、変なカメラワーク、アドリブやったらやり返せ!
なので、山のシーンはホッとする、多分スタッフも(笑
けど、終わってしまうと、
あの工務店の仕事ぶりや面々が思い浮かぶ。
「また会いたいよー」と寂しさも。
ドラマに恋わずらいしてるみたいだ。
ところで、この『〜リノベ』で3クール連続の間宮祥太朗。
『拾われた男』『初恋の悪魔』の仲野太賀。
かつて太賀が語った
「祥太朗は祥太朗の山を登れ。
俺は俺の山を登る。
そして、登ったとこからの眺めを報告し合おう」言葉通り、
ふたりとも、おお、登ってきたよなぁー