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あの道へ [ぶらり・旅]

運動不足を補うため、
夏前まで近所を歩いてた。

コースは、駅とは逆、郊外のまた郊外。
大きな川を渡って、隣町。
田園と里山と、里山を切り開いたゴージャスな霊園がある。
日々、育ってく野菜や稲や、
オタマジャクシやカエル(まではオッケー)が可愛い。

神社も大小ふたつあって、
小さい方で途中休憩、大きい方は片道のゴール。

しばらくは習慣にしてたのだが、
夏場になり、暑さにやられ、マンションまでの帰路は、もうフラフラで、
「これって健康???」。

歩くに良い気温の季節になっても、
まだ再開してない。

ダメじゃん。

で、ふと、思い出したのが、
気まぐれで、一度、歩いてみた住宅街。

好きな場所があった。
クルマ入れないほどでないけど、歩く人のための道幅の、
こじんまりした用水路(多分、昔は小川)沿いに、
なかなかオシャレで、個性的な家々が斜面に張り出すように建ってる。
その建物の玄関へと、それぞれ橋が架かってるのだ。

うちの町の初期の頃の住宅地のようで、
用水路と住宅のスキマに植えられた、
これまた、個性的な多種多様の木々が、
もう育ちすぎてて、なんか野生っぽいというか、
おとなしくしてないというか、
住宅も木々も「仲間」化してる。
運命共同体だ。
行けるとこまで一緒に行こう、って感じ(どこへ?)。

そうだ、あの道。
あの道を歩きに行こう。

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横浜の高台に建つ [ぶらり・旅]

実家を出てからは(つまり親元から独立してからは)、
かつて京都市内、東京都内、今は横浜市内に暮らしてる。

暮らして実感するのは、やはり地形だ。
暮らしやすい地形、暮らしにくい地形、
退屈な地形、まぁ、そんな感じで。

京都市内、東京都内の地形はぺったんこだった。
横浜市内は、ちょっと、いい加減にしてよってくらい起伏ある、坂道が多い。
元は崖っぷちだろ、とか谷底だろーって土地にも、
マンションや家を建てて人が住んでる。

しかし、東京のようにでっかい建物の上階へ上らなくても、
遠くまで視界広がる景色が見れる、そういう場所が結構ある。

競馬2.jpg


ここも、高台にある公園。
かつて暮らしてた外国人のための、遊び場だった廃墟がある。
地図で探せば、近辺には歴史感じる地名や跡地がある。
視界邪魔なしで、横浜みなとみらい辺りの景色や、
反対方面、雪かぶった丹沢山脈も眺められる。

でも何より、芝生にゴロン、
ちょっとノンビリ過ごす、お気に入りの高台だ。

けいば3.jpg

      ↑この、左下隅っこに見えるのが、みなとみらい辺りかな。




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静岡県側で、新年 [ぶらり・旅]

お正月、やっぱり出かける。

クルマで静岡県へ。

箱根駅伝も終わったし、まだお正月休み中で、
物流トラックの少ない分、案外空いている。

静岡県は、かつてサッカー観戦に何度も行ってたけど、
最近は通り過ぎてばっかだった。
久しぶりだなぁ。

焼津港近くの、船員さんとか海関係のお仕事の人が泊まるホテル。
一般客でも泊まれる。

朝食前、港へ。

焼津港1.jpg


そして、海岸線を走る。

海.jpg


そして、そして、
当然、富士山、見放題〜〜〜〜!
これも当然、
山側から見える山梨県側とは違って、海側富士山。

富士.jpg


ぱんぱん、柏手を打ちました。

本年も、よろしくお願い申し上げます。


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けどやっぱり逃げ出し峠ドライブ [ぶらり・旅]

(前回)でもって、仕事も家事も力仕事が続き、腕力が持たない。

ヘトヘト、もうゴハン作れない、お風呂も沸かせない、
逃げちゃえっ

高速乗って、サカナクション。

お山に入ると、紅葉には遅いけど、
散った枝の隙間から下界は広がる。

いや、詳しく知らずに選んだ宿は、
江戸時代初期の建物だって、びっくり。
(次行った時には無いかも?)

翌朝、峠のてっぺんで、深呼吸。

山雲.JPG


帰り道では、ゲスの極み乙女。

なんだかんだで、リフレッシュは出来た。

さて。




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山形のホテルの屋上で [ぶらり・旅]

山形県、最上川沿いの、見晴らしの良いホテルに一泊。

翌日の早朝、
朝焼けの山々でも眺められるかしらんと、
8階の屋上へ行ったのだが、
まだまだ暗くて、星空であった。

しかし、風も気温も、ちょうどいい、気持ちいい。
しばし、ぼんやり過ごしていると、
も一人誰かが屋上へやってきた気配。

真っ暗闇なので、ちょっと緊張する。

こちらから声をかける。

「こんばんは」
「こんばんは、星、見に来ました」

暗闇で顔は見えないけど、声の感じでは初老の女性。

「これで見てみますか?」と双眼鏡を渡される。

「あ、結構大きく見えるんですね」
「三つ並んだ星の、横、オレンジ色の星、わかります?」
「あ、はい、わかります」
「あれは、牡牛座の右目です」

牡牛座の右目!?

スゲー、何者だよ。

「先日はモンゴルまで星を見に行ってました」

ますます、何者だよ(笑

「お邪魔しました」
暗闇で顔も見えないまま、その初老の女性は、
でっかい双眼鏡を手に、立ち去った。

牡牛座の右目、かぁ。

ちょっと、というか、かなり印象的な出来事でありました。


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福島の小さな温泉で [ぶらり・旅]

東北旅行の帰路、
福島の小さな温泉で一泊。

渓谷沿いに旅館やホテルが建つ昔ながらの温泉街で、
泊まったのは、夜も朝もお膳で部屋食、という和風旅館。
夕食のお膳を準備してくれた中居さんによると。

「震災の時は、政府からの要請で、
ここの温泉街丸ごと南相馬の人たちを受け入れて。
そのあと何年かは、今度は工事関係の人らの宿泊地になって。
お客さんを呼べる通常営業に戻ったのは、ほんの三年前なんです」

とのこと。

窓を開けて温泉街を眺め、
想像してみる。
今は静かな、のんびりした通りにも、
物資を運ぶ車両が往来したり、
洗濯物が干してあったり、会合があったり、
日常でないざわめきがあったのかな。
泊まっているこの部屋にも、家族とか、
その後の工事の人達、何人かが寝泊まりしてたのかな。

ドドドン、チロリン

明後日にはお祭りがあるそうで、前夜祭の太鼓と鐘の音が、
日の落ちた通りを、ゆるりゆるりと練り歩いてゆく。



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ちょい夏休み [ぶらり・旅]

久々の、更新だなー

出かけないとネタないからなー

けど、暑くて出かけないしなー、夏は。

とはいえ、あまりの連日猛暑の頃、
これはどうあっても、涼しいとこへ逃げねば!
と追い立てられるように、箱根の定宿へ。

長期の休みないので、ちょい夏休み、ってことで。

ちょっと穴場にある、ちょっと贅沢できる宿。
地上と10度は違うらしいが、やっぱり山、
空気が澄んで日差しは強い。
涼みに来たのだから、なるべく外へは出ず(早朝の散歩くらいは)、
目一杯、宿で時を過ごすと決めた。

美味しいの食べて、飲んで、
窓からの景色を眺めて、
温泉入って、あぁ、のんびり。

お盆休みを避けたので、泊まり客少なくて、
ゆったり過ごし、チェックアウト。
「また秋にでも来てくださいね」
はいはい、どころか、来週にも来たいくらいよ。

しかし、その来週は、
西伊豆の海の、
じいさんとばあさんがやってる民宿へ行ったのだ。
古いけど、掃除は行き届いてるし、
階段のちょっとしたスペースにも、
お花飾られてるし(造花だけど気持ちよ、気持ち)、いい民宿。
設備は、古さと新しさがゴッチャになってて面白い。

お風呂(温泉)が、めっちゃ熱くて笑う。
ばあさん「ウチの、熱いでしょう? 主人がねぇ」
主人がどうなのかわからないけど、
温度調節が面倒なのか? 熱いままがモットーなのか?
「じゃんじゃん水で薄めて下さいね」

なんか、家にいるみたいな気分で、好きに過ごす。
目の前の浜辺も、ホント普通の海で、人気(ひとけ)無い、
無いと、なんか逆に贅沢感あるというか、
夜は防波堤に寝っ転がって星空を眺めたり。
対岸の、ポツンと灯る明かりだって愛おしいと感じたり。

ところで、星空を眺めてたら、
山の向こうでピカピカ光ってる。
横浜では雷雨の集中豪雨だったのだ、おおお〜(翌日のニュースで知る)

海2.JPG
海.JPG



おまけ。
この階段を目の前に、先っちょまで行くのを断念した恋人岬
(そもそも、何しに行こうとしたのか?)

岬.JPG





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東北、どの山ですか? [ぶらり・旅]

滝.jpg
白石蔵王ウナギとカニの戦い伝説のある滝↑


八戸あたりで高速降りた途端、
それまで降ってた雨が上がり、
雲の切れ間に遠く、
まるで絵に描いたような、形のいい凛々しい、
雪かぶった山が見えた。

キラッキラの山、ちょうど陽が当たってて。
(写真に撮る暇なく)
たまらず、コンビニへ飛び込み、
「あの山、なんて山ですか!?」って店員さんに聞くと、
「山ですか〜? ここらに住んでないんで…」

え? わからない?

他のお客さんも集まってきて、
「山?」「どの山?」「山ってもな〜、山だらけだし」

えええー、あの山ですよ、目立ってるでしょう!

「あ、もしかして、あの雪の?」
「なーんだ、あれは八甲田山」

有名すぎて、知らない方が変ってこと?
富士山を「なんて山?」って聞くようなもん?

山に詳しいはずもない。
名前は知ってても、実際目の前の山と一致しない。
普通だよね?


白石でも、雪山が見え、それが蔵王で、
そもそも、この季節、
「へええー、あるんだ、雪」ってことだけでも意外。
じゃぁ、行けるとこまで行ってみようってことになり、
クルマ走らせ、登ってみると、
ホントに雪を間近で、見て触れて。

ついでにリフトで火山湖(だと思う)まで乗ってったら、
さっきまでピーカン晴れだったのが、
天気急変、風と霧と雨になり、めっちゃ寒くて、
リフト小屋に退散し、熱々のこんにゃく玉で温まったりとか。

見かけて雪あれば「有名な山なんだろうな」って。
行ってみたら、身をもって「あー、ほんと高い山だぁ」と。

しかし、地図上では、
どれがどの山か「これか? こっちか?」特定できない、
東北、山々、あり過ぎ。


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下北半島は、遠いけど白石 [ぶらり・旅]

ホテル窓.jpg


まだ薄暗い早朝、雨が降ってる。

ホテルの8階の部屋からの眺めは、
遠くに山、川と、川から引いた水路と、田園風景。

ちょっと頭にパタパタと雨粒かぶりながら、
窓の真下を覗けば、東北本線の線路が通ってて、
始発前の時間帯、まずコトンコトンと小さく線路が鳴り、
しばらくすると、ガタンゴトン、コンテナ列車が通過する。
コトンコトンから通過までの時間差を、初めて知った!
(クルマ旅でも、つい鉄道に哀愁感じてしまう)

狭いホテルの洗面台で顔を洗い歯を磨いてパッキングも済ませ、
薄暗いうちにチェックアウトし、
コンビニで朝食買い、駐車場で食べ、
せっかくだから、出発前に、ちょっと寄ってみようと
白石城へ行く。

雨がドバドバ降る中、水たまりを避けながら幅広の石段を登り、
砂利敷きの広い敷地に出る。
古い井戸がある。
小ぶりだけど、優雅に凛々しい(?)天守閣、
雨に濡れて石垣が綺麗な色してる。

まんま日本的なはずなのに、
イタリアの古が浮かぶのはなぜか。

郊外へ出て、昨日降りた白石インターチェンジから、
東北自動車道に乗る。

全行程クルマでの、
目的地、青森の下北半島までは、遠いけど、
道中、立ち寄り処、この白石の町とかで、
つくづく、つくづく、旅だ〜、と思い、耽(ふけ)るのだ。


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外山高原 [ぶらり・旅]

東北旅行!

ここは、
岩手県の外山高原。

パノラマなのー、
パソ画面を横にして、寝っ転がって見ていただけると、気分[ひらめき]

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