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桜、さくら [くらし中]

住んでる場所の地名に「桜」の字が入ってて、
街路樹も桜、
マンションの庭にも桜が植わってる。

ということで、仕事部屋の窓の下の路上では、
昨日今日明日と、
商店街が数年前から始めた企画『桜祭り』を催してる。
けど、小さな商店街なので、
イベントは少ないし、言ってはなんだけど、年々ショボくなってる。

ショボいまま、いっそ無くなってくれてもいいんですけどー

初年度は、やけに張り切ってて、
オープニングセレモニーがアフリカンな太鼓演奏だ、
フリーマーケットだ、路上ライブだ、と「音的に」賑やかすぎて、
私は、勘弁してよと外出した。

個人的には、恒例・友人を呼んでのウチ飲み会も、
この騒ぎの日と被さらないようにした。

今日は、さて。

どこへ逃げようか。

のんびりと、バス一日乗車券で、
郊外のまた郊外の、ポツポツと咲く桜を、
車窓から眺めようか。

そんなことを考えてる。

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お嫁さん [くらし中]

母の
通夜の席で、
「こんなことなら好きなチョコを食べさせるんだった」
と、お嫁さんが
目に涙を溜めながら、言った。

「無理にでも口に突っ込んで」

弟の、お嫁さん。
見た目は、なんかマトリョーシカ? だっけ? ロシアの人形。
あるいは、頭のてっぺんに小さなツノつけたら似合いそうな、
カミナリ様の子供みたいな(笑

そんなお嫁さん。

密やかに、
なぜか本人にバレないように、
これからは、
母に代わって、
彼女を幸せにすると。

叔父、叔母、姉たち、
一族みんなで、誓うのだった。




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「この暇」な時間 [くらし中]

ガーッと忙しい時期と、パタリと暇、
午前中、ガーッと仕事を済ませ、
午後からは何も予定ない、とか、
そういうガーと暇の繰り返しの暮らし。

そういや「この暇」を、これまで、どうしてきたっけ?

ま、暇になったらやろうと考えてた片付け。
行こうと考えてた展覧会とか映画や場所。
あとはー…、録画しておいたテレビ番組をまとめ見するとか。
そうだ、この「まとめ見」してる時に、ふと、
バカバカしい〜〜〜〜、飽きた飽きた! と軽くバクハツしたのだ。

何、なに? 暇って、こんなだったっけ?

そこで、
動く画面に飽きたのかと、音楽鑑賞にしてみた。
わざわざソファの前にコンポを移動し、
いつもは仕事やドライブ中のBGMに流してただけのを、
CD一枚一枚、じっくりと、歌詞のあるのは歌詞も。

遠ーくかーら届ーく 宇宙の光〜
街中で つーづいてく暮らし〜
ぼくらーの住む この世界では 旅に出ーる理ー由がーあり
誰もみな 手をふっては しばし別れ〜る〜〜〜

by 小沢健二『ぼくらが旅に出る理由』


旅行したいって書いてたよね、読書のネタでも。
そうだ、この夏は、
周りの知り合いが、やたらと旅に出てて、
なんか先越されたというか、
お留守番の気分だった。

羽田からビューンもちろん、
18きっぷも『かんぽの宿』すら(笑

暇は、旅の時間です。


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夏の読書 [くらし中]

猛暑だから、出かけたくないから、
涼しい家の中で本を読む、ってことでしょ?
と、思うでしょ?

ちょっとは、それもある。
でも、それだと普通過ぎる。

今、モーレツに旅に出たいのである。
それも、遠いとこ。
移動に、めっちゃ時間かかるとこ。
難しいけど、今すぐ大雪が見たい! 
とか、そういうの。

けれど、
暑いから外へ出かけたくない。
やはり、理由は「それ」じゃないか…(苦)
元に戻ってしまった…(笑)

で、
ここで、ちょっと横道に逸れますが、
本屋と図書館の違い。

本屋へ行くのは「目的の本」が決まってる場合。
書評で見かけたり、「資料」だったり。
もちろん、何気にフラリと立ち寄り、
立ち読みはしないので、たまたま開けたページの1行だけ読んで、
「お、これ買おう」と買う、こともあるが、
これ、失敗が多い。
なぜか、家で読むと、
「なんで買ったんだ? 何が面白いと思ったのか?」
と、拍子抜けするのだ。
で、本棚には限られた本しか置かないタチなので、
拍子抜け本は、すぐに手放す。無駄だったー

その点、図書館では、自由、
失敗しようが全然オッケー、お気楽。
だから、スンバラシイ本に出会うと、勝利! 勝ち誇る!

『旅行記で巡る世界』前川健一著(文春新書)だ。
日本からの、時代もさまざま、冒険旅行やら研究旅行、放浪自由旅。
特派員、
パリに留学する芸術家、
一時期、やけに流行ったインド「自分探し」旅の青年、
商社駐在員に同行した妻などなどによる、
ありとあらゆる旅行記が、ポイント紹介され、かいつまんで読める。

涼しい部屋に、居ながらにして味わう旅気分、
両得の、本に出会えた、夏の読書。

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父の三回忌 [くらし中]

父の三回忌だ。

一周忌のときもだったけど、
法事は、なんでかウキウキする。

前日に弟夫婦の家に集合して、一緒に晩ご飯を食べる。
朝、また、一緒に朝ご飯を食べる。

クルマで故郷の寺へ向かう。
お花を買いに走ったり、お墓掃除したら、
一斉に喪服に着替え、
女連中はパールのネックレスをお互いにつけあいっこし、
バッグは持った? 数珠はある? 靴、これでいいんだよね?

子供の頃は、その石段で「パ、イ、ナッ、プル、グリコー」と遊んだ、
馴染みのある懐かしい寺。

五月の、乾いた、少し冷たい風。
白百合の香りに、
羽虫のブンブンと軽い音。
チャポチャポと、墓地を流れる水路の水音。

父は、四十九日過ぎてからは、仏さんである。
我々の父親というより、もはや宇宙の中の仏さん。
もしかしたら、誰か、何モノかに生まれ変わったかもしれない。
なんて思いながら、
お坊さんのお経に合わせて、お経を唱える。
お寺の出だから、そらで唱えられる叔父と叔母のお経が、背後から頼もしい。
でも、その叔父の声が、以前より少し弱々しくなったかな、と思う。

法事の後は、みんなで、また食べるのだ。
そうだ、法事のウキウキの原因のひとつは、
みんなでご飯を食べるからじゃないか!?

初めて聞く、身内だけの打明け話。
今だから言うけどね。
えー、そんなことあったんだぁ。
聞けて良かったー。

「生きてるうちにね」
口にはしないけど、そんな気持ちが、空気が、あるのは確か。
いつまで、みんなで。
こうして、一緒に。

アカン、泣けてくるー


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眠くなる幸せ [くらし中]

仕事の作業は、きっかり夕方の5時に終え、
メールを2本。

トマトチーズリゾット、みたいな料理を作って食べる。

その後はテレビを見ないで、音楽を聴く。

UA

ザ・ライスクッカーズ

星野源は途中まで

セカイ ノ オワリは、
終わりの方で、眠くなってきた。

湯たんぽを寝床に入れ。

洗顔歯磨き血圧計。

お風呂は? 今日はいいや、明日の朝シャワーでいいよ、と独り言。

音楽聴いた後は、なんか自分にかける言葉も少しおかしい。

眠いせいでもある。

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一周忌 [くらし中]

父の、一周忌である。

前日の大雨の中、地元へクルマ走らせ、
本日は打って変わっての晴天、ヨカッタ。

私の担当は、お式の前の、お墓掃除。
まず、朝、ショッピングモールで花を探すも、
おーい、ちょうど母の日で、カーネーションだらけ!
やっとお供え用コーナーを見つけ、
菊だけじゃ地味ね、とか
百合は蕾と、開いてるのもあったほうが華やかだとか、あれこれ選ぶ。

亡くなるまで、そんなこと感じなかった。
花を供える対象があるって、なんか、いいなぁ。



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お気に入りを探す [くらし中]

鴨とアヒルのコインロッカーを観る。
最後まで、静かに身を隠すように、確かに漂っている違和感。
この原作者、伊坂幸太郎の映画化は、いっつも、そう。
違和感を味わう映画、とでもいうか。

小津映画の、宗方姉妹を観る。
タハァ〜、となる。
アカン、原作もアカんだろうな。
実際に古いのだが、とにかく古臭い。

YouTubeでザ・ライスクッカーズを探して聴く。
なかなか馴染んでこないのが、オモハゆい。

日々。
お気に入りを探す日々。


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連想する坂道 [くらし中]

長い長い坂道を歩いてて、
坂を下りた角っこの博多ラーメン店の前で目にした
『店キャラの豚』から、それは始まった。

似てるのか(といえば失礼か?)、
在日ファンクのハマケンの歌と踊りが、頭の中に登場。
踊ってる、踊ってる、カーッちょいい。
このぉ、仕出し弁当屋め!@とと姉ちゃん 
(知らない人には暗号日記のような書き出しだ)

で、さらに、
そうだ、久しく食べてない、コンビニ肉まん。

そいや、昔。
コンビニで、差し入れで持ってったら留守で。
携帯電話なんて、なかった時代、
そーいうこともあったもんだ。
肉まん、冷めちゃうし、
途方に暮れて、歩道のガードレールに腰掛けて、
仕方なく2、3個食べた、自分で。
確か場所は市ヶ谷で、雪印の前あたりで、
今日みたいな冬で、なんか、ワビしかったな。

あれはあれで青春だったのかな(違うかな)。

次は青春? 雪印? 
の、やはり坂道の先に、
大日本印刷ってあったよ、今もあるのかな。
あー、あのあたりで、ナンパされたことある。
それで、捨ぜりふが「ブスのくせに!」
きゃー、思い出すと腹たつわ。

坂道は、坂道は続く。


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おなか [くらし中]

すっかり治ったので、書きますが、
まるまる一週間、ウィルス性急性胃腸炎で苦しんでた。

おなかは、辛い!
身体の中心にあるので、どうにもこうにも。

痛み止めとしては即効性があって、
例えば旅先とかでは頼りになるブスコパンなんかは、
痛みと一緒に腸の働きも止めてしまうので、
なるべく飲みたくない。

となると、鎮痛剤に頼らず、
ひたすら布団の中で、横向きに寝たり、仰向けに寝たり、
さっきの逆横向きに寝たり、体二つ折りにしたりと、
いろんなポーズで、痛みに耐える。

眠って、目が覚めた時には痛みが引いている、
というのが、理想だけど、なかなか熟睡ともいかない。

浅い眠りで、なぜか大量の鶏肉前の鶏の夢を見る。
悪夢ダーーーーー



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